2009年06月23日

<WEB本棚>って知ってました?登録しました

<WEB本棚>に登録しましたテーマ:ブログ
アメーバ『歴下亭のオフタイム』というタイトルで<WEB本棚>に登録しました。
読んで字のごとく、Amazonのマケプレ出品書籍以外の(ときたま重複するけど)趣味的な部分と言うか、読書遍歴的な部分というか、ま、とにかく「売る」以外の目的で購入し、読んだ(しかも印象に残った)本の一覧みたいなもんかな。

アメーバナカナカ面白い趣向で「ちょっと乗ってみようかな」というくらいの意識で登録したんだけど、少しマジになりかけていて、古い読書ノートなんかをひっくり返し始めている。

アメーバサイトの主旨はともかく、細部に不満な点が多々ある。『地獄の季節』(アルチュウル・ランボオ/小林秀雄訳)を登録したが、一覧の右側に「評価の高い本は登録されていません」みたいなコメントが大きく表示されている。
「評価が高い本」だと?だれの評価なの?ミリオンセラーのことか?ま、わかんないこともないけど。でも、なによりも恥ずかしげもなくそういうことをコメントする浅薄な部分は、笑い飛ばすしかないか。

アメーバちなみに<WEB本棚>はこちらです。↓
http://webbookshelf/rekikatei
タグ:WEB本棚
posted by エンデルセン at 09:47 | Comment(1) | TrackBack(0) | 日記

2009年04月19日

「臭い」気にするべし、気にするべからず?

「加齢臭」なんていう言葉が市民権を得たのは、いつごろからだったろうか。「メタボ」はどうだろう? 脚光を浴びたのは、どちらもつい最近という感じがするのだが、はっきりしたことはわからない。しかし、これがどうして時とともにカナリ強力なインパクトを持つようになり、指摘される側からすると「自分の存在を全否定されてでもいるかのような」、「差別を受けているような気持ちにすらなる」…。
人間は「糞袋」だという名言もある。生きていくということは摂取⇒排泄の循環なのだから、その過程で何らかの「臭い」を発することは不可避なのだ。「におう? それがなにか?」くらいの居直りは必要だろう。その上でマナーとしての「防臭」をこころがける。くれぐれも過敏にならないように。徹底して気にし始めたら生きていけませんから。
40代からの気になる口臭・体臭・加齢臭―健康を科学する (健康を科学する)/五味 常明
¥1,470
Amazon.co.jp

体臭恐怖―体のニオイで人を恐れるあなたに/五味 常明
¥1,365
Amazon.co.jp
「体臭恐怖」という言葉がどちらの本にもでてくる。要は過敏になり過ぎず、効率的な努力を心がけるということに尽きる。そのための「考え方」とノウハウが書かれている本だと考えればいい。


オモシロイからナルホドまで=ジャンル無用読み倒し

ハート出版刊・平成12年第3刷
4892950645

著者が共通なせいか、大雑把に言えば同じようなことが書かれている。ムダとはいわないが2冊一度に買う必要はないと思う。1冊を読み込めばかなりのことがわかるから、そのあたりで止めておくのがいいだろう。逆に同じような本を徹底的に読破しないと気がすまないと考える人は、そのひたむきさこそが「臭い」に対して過敏になってしまう精神構造と同じ根っこなのだ、くらいの整理でいいのではないか。


オモシロイからナルホドまで=ジャンル無用読み倒し

2001年講談社刊
406259224x

こちらはお年寄りや身障者の介護をするなかでの「臭い対策」にテーマをしぼって書かれていて、実用性のかなり高い本だとおもう。入浴だとかトランス、着替え等々具体的な介護方法に関する本はたくさんあるが、「介護過程での臭い対策にテーマを特化した本は少ない」僕自身のヘルパーの経験からそのように認識している。頭髪・口腔・汗・皮膚・トイレ・尿失禁・便、そして住まい全体の臭いケアと、パートを分類しているのもイラストを多用しているのも、理解しやすく、介護に従事している方には薦められる本だと言えるだろう。

注意最後に、これは「口臭」だけに特化したサイトだが、なかなか面白くてためになる。

http://happy-breath.com/


posted by エンデルセン at 21:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2009年03月30日

スカイクロラと押井守

押井守監督作品「スカイクロラ」にちょっとだけだが触れたのが去年の8月ごろ。⇒http://ameblo.jp/room9-2bed/entry-10127211787.html

つい最近、格安でDVDが入手できるというので、「転売」することを目的に『スカイクロラ』をテスト購入してみた。結局劇場には足を向けなかったので、ちょうどいい機会かな、と思った。

スカイ・クロラ [DVD]

¥3,500
Amazon.co.jp
目当てのドッグファイト・シーンや、大規模編隊による攻撃・迎撃シーンは予想を上回ってすばらしかった。劇場で、大画面で観たかった、との想いは半分だけ強く残った。後の半分は何かというと、ストーリー性だとおもう。

必ずしも強力なストーリー性を作る必要はなく、それがなくても十分に「泣かせる」ことは可能だし、観るほうもそれだけで十分、という場合もあるだろう。福山のCMじゃないが、夕日のシーンや重低音が響くシーンの音だけで思わずウルウルとなることもしばしばだ。

でも、でも、なんか違うのだ。一文節、一行にすばらしい言葉が書かれていてそれだけを取り出すと、著名な文学者のアフォリズムでも読んだ気になってしまう。しかし1ページ〜1章単位でみると、統一性に欠け、その上不要な要素が混じり合って、読めば読むほど不快感がつのっていく…例えて言うとそんな感じなのだ。

「生理学的にはここがツボなんですよ」といわれながらツボなる部分を押され、一つ二つ気持ちいいのが来るとその後「そこじゃないだろう」がまた来る、そんなふうにもいえるかもしれない。謎をかけるような、行間をもてあそぶような……。

押井守監督のことはほとんど知らない。予備知識はまったくない。観たのも劇場で「イノセンス」(中途退場)、DVDで「スカイクロラ」と、これだけ。解説するような本も読んでない。1冊読んだあと、「この作家の本をもっと読みたい」と感じることが時たまあるけれど、押井守は、僕にとってその逆の存在なのだ。

もし、ファンのかたがこれを読んでいるようなら、リアクションを投げてもらえると、とてもうれしい。

posted by エンデルセン at 13:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | FOCUS

2009年02月12日

学研『MUBOOKS』17冊入りました!

MUBOOKS

学研の「MUBOOKS」17冊入りました。
頭の番号はシリーズナンバーです。
ISBNを付しますので、右カラムの検索ボックスから覗いてみてください。
たくさんの出品者のなかに「歴下亭」のものも出ています。


61:謎の惑星「ニビル」と火星超文明〈上〉... 4054003494

62:謎の惑星「ニビル」と火星超文明〈下〉... 4054003508

64:月の謎とノアの大洪水―未曾有の天変地異を引き起こし 4054003648

78:太陽系第12番惑星ヤハウェ―太陽の向こうに隠れながら公... 4054004970

79:アトランティスは南極大陸だった... 4054004814

82:恐竜大絶滅の謎と木星ネメシス―年代測定法の崩壊が導... 4054006078

85:沈黙の大陸―アトランティス・ミステリー... 4054000487

86:失われたイスラエル10支族「神武天皇」の謎... 4054006949

88:地球膨張の謎と超大陸パンゲア... 4054005071

91:氷河期の謎とポールシフト... 4054008941

93:失われたイエス・キリスト「天照大神」の謎... 4054007651

96:マーズ・ミステリー... 4054008380

101:人類創成の謎と宇宙の暗号〈上〉... 4054010229


102:人類創成の謎と宇宙の暗号〈下〉... 4054010237


105:大ピラミッドの謎とスフィンクス―消えた大スフィンク... 4054011624

141:古代出雲イスラエル王国の謎―神社に隠された日本人の... 4054026745

150:天使と悪魔の秘密―聖書に隠された神の御使いの正体... 4054029418

posted by エンデルセン at 08:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | 入荷しました

2009年01月21日

カレセン?

カレセン
枯れたおじさん専科
Karesen

●「最近の入荷からの一冊」まずは表紙画像をとくと見ていただきたい。
カレセン―枯れたおじさん専科
¥1,500
Amazon.co.jp

●帯にはこんな文言が。
「男は枯れてナンボでしょ?」
「Do You Like オジサン?」
ああ、ああああっ嘆かわしい! 「指をさして笑うこと」と「指をさされて笑われること」が同じことの裏表だっていう、ものすごく単純な論理さえも、もうこの国では「そんなのもう古い」と唾棄されてしまっているのか。
1歳 2歳 3歳…16歳 17歳…25歳 30歳 ああ、面倒くせえ、要するにず〜っと、100でも200でもなんだっていい。あらゆる、考えられる限りの条件のもとで、どっから見てもこれだけが特別だという数字がありますか?

なんか「勘違い」をしてるんじゃないの。それも膨大な集団で。というかもうこの国で…、いやいや腹立ちまぎれにしょっぱなからブチカマシてしまったが、本の紹介でした。

●本文読み始めてわかりました。勝手な想像ですけど。「ねえねえ、オジサン特集って面白くない? うんいいかも」的なノリで20〜30歳くらいの編集者(かどうかしらないけど)が企画したとしましょう。それに対して、もう十分「オジサン」の上司が、「おおっ、いいねそれ」…と、まあくだらない想像になってしまうんで、これまた止めときます。

●インタビューの対象になってるのは、蟹江敬三・土屋賢二・柳家喜多八・夏目房之介・有田芳生の5氏。ま、若い娘からまつりあげられて悪い気はしないだろうから、ちょっとニヤついても許せるけど、「テレビに出ていない有田氏だったら、もっと若い頃の蟹江敬三だったらこの娘たちはどう見るんだろうか」なんてついつい皮肉な思いで見てしまうんだけど。

●ページは前後するけれども「カレオヤジの持ち物」「食べ物」ときて、映画や小説の中の「カレオヤジ」コーナーもナカナカ面白い。ジーン・ハックマン、クリント・イーストウッド(ちょい枯れすぎという声はないみたい)、エド・ハルミ…もといエド・ハリス、モーガン・フリーマン、トミー・リー・ジョーンズらが似顔絵つきで紹介され、「観るならこの1本」もオマケについている親切さ。けどね、スカダーには飲んだくれの若い過去があるし、俳優たちにもまったく売れなかった下積み時代がある。なんてことをウダウダいうのはカッコイイおやじにはなれないんだろうな。
なんだか「要するに有名になったもん勝ち特集」とサブタイトルが欲しいところだ。「無名の人なんて誰も知らないんだから…」といわれればそれまででっけど。

●「オヤジ逆差別」の軽薄な視点で創った一冊だけど、切り口がおもしろく、読んでいてアキがこない。そんな本でした。僕的には「BOOK OFF」で2〜300円なら買うが。新刊1500円弱を投じてまで買う本ではないという評価。面白かったけど。アスペクト刊。
posted by エンデルセン at 08:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 入荷しました

2009年01月02日

今年こそもっと更新を!

アメーバ昨年はいろいろとお世話になりました。大宇宙にも匹敵するようなWEBの片隅で、ほんの慎ましやかにブログを営んでいる私から、ときどき訪れてくれる見知らぬお客様に、心からのひとこと、ふたことをお贈りいたします。

 「歴下亭」のイメージは、とてつもなく膨大な時の流れのなかに、いっとき、ほとんど人知れずにそのたたずまいをとどめ、やがていつの間にか流れのなかに没してしまう東屋…といったものです。

飲み食いし、排泄し、次世代への橋渡しをし、その役どころを終えて消えていく。「ほんのちょっとの間ここにいるだけ」。ま、マクロな視点ではそうなります。その視点のなかでは孔子もマルクスも村上春樹も、ホメロスもほぼ同時代人であり、ましてや「古書」なんていう概念は存在し得ない。意識の一方の端には確固としてそういうイメージが払拭されることなく居座っている。

アメーバとはいってもそれで日々の暮らしが成立するわけもない。そこんところが悩みの根源でしょうね。襟裳岬ではないけれど「日々の暮らしはいやでも、やってくるけど〜〜」みたいなカンジですかね。ミクロ的にはこっちが忘れてしまおうにも、1円足りないだけでも支払いはできず、向こうが忘れてくれません。自分だけならまだしも、女房、子ども、おまけに最近ではその次の世代まで控えているのであります。

この端から端までのかなり大きな振幅(常に大きな誤差・誤算を伴う)の、補正機能とでも言ったらいいのかな、それの一手段をブログが受け持っている。そんな風に整理ができるやもしれません。

アメーバタイトルとはちと別の方向に進んでしまいましたが、「がんばれニッポン」の意識は変わりません。ひとつの目安として暫定的に<企業の元気度>がよく取り上げられますが、あれはたとえば「あの人はベンツに乗ってるから金持ちだ」みたいなお話です。「なんか怪しいゾ」を忘れてはいけません。

本来のマーケットプレイス(Amazon)公式ブログであることからあまり逸脱しないように気を遣ってはいるものの、ついつい脱線してしまう当ブログですが、たまにはご来店くださり、冷やかし半分のコメントでも書いていただければもう、いうことは8割がたありません。残りの2割は「歴下亭」出品本をぜひともお買い上げいただきたい、これに尽きます。本年も旧年に倍したご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。

アメーバチグハグな新年第1発目となりましたが、再度「がんばれニッポン!がんばれ自分!!」と気合を入れなおして、新年のあいさつにしてしまいたいと思います。では次回。

posted by エンデルセン at 23:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2008年11月23日

TVドラマ「CSI:NY」と厚生省元次官殺し

★テレ東の「CSI」ファンだ。録画はしないが可能な限り観ている。
何回か前のオン・エアで、刺殺死体の傷口から凶器に使われた刃物を、データベースを使って割り出すというシーンがあった。また別の回では、セントラルパークでの殺人事件で、死体に付着していた微量の植物をこれまたデータベースを駆使し、殺人が行われた場所を特定するという場面もあった。

★僕はごく普通に市民生活を営んでいる「一介の庶民」だ。仕事上見聞きする特定の情報を除いて、マスメディアからの「報道」やネット上で入手できるもの以外に「情報」を得る手段をもたない。また、CSIという「ドラマ」の科学捜査がどこまで現実でどこまでフィクションなのかもわからない。

★しかし「…幅が2cmから3cmの短刀のようなものであることがわかりました」はないだろう。2〜3日前の「報道」番組で女子アナが伝えていたそのままの言葉だ。犯行に使われた凶器についての「報道」である。35〜36cmの1cm差と2cm〜3cmの1cm差では雲泥の差がある。それと「…であることがわかりました」の出どころはどこで、だれがあるいはどんな人がそれを公表したのかもわからない。ま、想像できないことはないけど、それをコピペした口移しみたいな「報道」に、だれもなんとも言わないのだろうか、不思議だ。「発表」を拝聴した記者だかなんだか知らないがその人は、「その1cmの差はなんなのか」を疑問として問いただしたりはしないのだろうか。

★少し前になるが「秋葉原の大量殺人」のときも笑った。「犯行に使われたサバイバルナイフ…」との言葉に画面を見るとぜ〜んぜんサバイバルナイフじゃないまったく別のものが映っている。数日して「ダガーナイフ」と修正されたが「ダガーナイフ」という表現もまたヘンだ。最初のCSIでやっていた「刃物のデータベース」のようなものは作られていないのだろうか。

posted by エンデルセン at 10:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2008年11月20日

何がなんだか

4〜5日前の新聞に(書籍広告)青木新門著『納棺夫日記』が載っていた。これだけならなんの不思議もない。しかし小さな文字で「本木雅弘さんが、この本に感動して、映画「おくりびと」が誕生しました」とある。このひとことにはちょとばかり絶句。

ちょうど『納棺夫日記』を読んでいた頃(正確には読みかけて小休止していた)、「おくりびと」という映画が出来たことを知った。タイトルのみならそのまんまパスしていたと思う。でも映画のキャッチコピーに使われていた「納棺師」という単語が妙に気にかかった。で、感じたことをブログに書いた。記事のURLはこちら↓
http://ameblo.jp/room9-2bed/entry-10139912614.html

映画と書籍とはいえ余りに似通った、類似性の多い筋書き、そして滅多に登場しない「納棺夫」と「納棺師」という二つの言葉の同時性(僕にとって)。でも当時の新聞広告なんかには映画「おくりびと」は本の「納棺夫日記」を下敷きにしたなんて、どこにも書かれていなかった。と思う。

ウラでそんな事情が横たわっていたなんて、ついぞ知らない僕は勇み足もいいところで、少しばかり赤面してしまった。「えっ、本木雅弘があれ読んだの?」とナカナカ信じられなかったのも事実。親鸞や宮沢賢治に関する青木新門の著述を読んで「感動した」?ホントかな?といまだに疑問符をとりはずせないでいる。

ま、教訓というかいい勉強にはなった。近いうちに本の続きを読み始めようと思っているが、その頃までには映画のことは忘れていることだろう。
posted by エンデルセン at 04:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2008年11月18日

韓国語版「沙高樓綺譚」ヤフオク出品中!

sakourou.jpg浅田次郎著『沙高樓綺譚』韓国語版
表紙だけ見てもまったく解読不可能。
もちろん本文も。
でも、これそうなんです。
韓国のMUNHKDONGNE PUBLISHINGから2006年に出版された、韓国語版「沙高樓綺譚」です。

ハングルを読解するかた、読解する友人に送りたい方、あるいは浅田ファンで持っていたい方、ヤフオクの方へどうぞ。
posted by エンデルセン at 11:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 入荷しました

2008年11月06日

タウン誌「うえの」で知った<この映画観たい!!!>

ueno.jpg『その木戸を通って』という映画があること、近日上映されることを知ったのは、タウン誌「うえの」誌上でだった。存在は知っているが、滅多に手にしないし読むこともほとんどない印刷物。でもこの日は何かが違っていたのだろう。待ち合わせの時間まで40分もあった。

「佐藤忠男シネマ館」というコーナー。その映画が亡くなった市川崑監督の作品であること。海外の映画祭などで上映されただけで一般公開されていないこと。フジテレビがハイビジョン放送を開始するに当たっての実験的な「画質のクオリティ追及がどこまで可能か」という意味あいの作品であること等々を、初めて知った。

「観たい!」と強く感じたのは次のような一節を読んだときだ。
<…ごくごく地味な物語を選んでいる。時代劇だけれども斬ったはったの立回りなどはなく、そのかわり昔の武家屋敷のたたづまいを、これまでどんな映画でも見たことがないほどていねいに美しく撮っている。赤茶けた古い畳の感触とか。台所の板の間の、その板の艶とか。羽織が黒色なのは当たり前だが、本当に真黒い色の美しさを映画で見たことがあっただろうかと、改めて驚きを感じるほどの黒さとか。後略>

引用したい箇所はまだまだある。が、このくらいにしておく。とにかく佐藤忠男の映画評のなかの、この部分にかなり強烈な吸引力を感じた。興味を掻き立てられ、吸い寄せられ、なにはともあれ一度観ないことには胸のどこかにひっかかったものが消えない、そんな心境だ。これは、観る!ぜったいに。

後回しにしたけれど『うえの』2008年11月号は本屋で文庫本を買ったとき、レジ横においてあったのをもらいました。無料。44ページに当該記事が載っています。
posted by エンデルセン at 11:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 注目です!